スマホやPCの見過ぎは視力低下に繋がる?原因や視力低下の対策を紹介!

スマホやPCの見過ぎは視力低下に繋がる?原因や視力低下の対策を紹介!

スマホやパソコン、携帯ゲーム機の普及で子どもの視力低下が増えています。タブレットやDVD学習も学校で取り入れられているので、目に負担のかかる環境が増加しています。2021年の時点では文部科学省の調べによると、およそ2人に1人の小学生が視力1.0未満という結果です。

この記事ではスマホやパソコンの見過ぎが視力低下の原因か、その対策、回復の可能性についてご紹介します。視力低下が目以外の身体的影響につながる可能性もあります。記事を参考にして子どもの視力低下を防ぎましょう。

 

スマホの見過ぎは視力低下につながるのか

スマホやパソコンの見過ぎは視力低下につながると言われています。視力低下の原因は大きく分けると環境要因遺伝要因があります。遺伝要因は先祖から受け継がれていて、両親だけでなく祖父母などの視力も重要です。

環境要因は近業と呼ばれる、スマホやパソコンを近い距離で見ることが原因で視力が低下します。紙の資料を見るときと比べて、細かい動きを目で追ってしまうので疲労が溜まります。長時間にわたってスマホやパソコンを見続ける時は、適度に目を休めることが大切です。

昔と比べて外遊びをする時間も減り日光に当たる時間が短くなったことも、原因のひとつです。姿勢が悪かったりストレスがかかったりすることも視力に影響を与えるので、スマホ以外でも子どもの行動に注意しましょう。休日は一緒に外で遊ぶこともオススメです。

 

スマホが原因の視力低下への対策

スマホが原因の視力低下の対策は次の3点があります。

  1. 利用時間を短くする
  2. 姿勢を正す
  3. 明るい場所で使用する

視力が低下しないように子どもが小さいときから行いましょう。それぞれ解説します。

スマホの利用時間は1日4時間までの使用が理想です。近くを見ての作業は視力低下につながるので、利用時間を制限したりこまめに休憩を入れたりして目にかかる負担を軽減しましょう。定期的に遠くのものに視点を合わせるのも効果的です。

スマホを見るときは30センチ、テレビを見る時は1メートル以上画面から離れることが大切です。寝転がったり姿勢が悪かったりすると画面までの距離が近づきすぎてしまいます。斜めに見ることで左右の視力に差が出てしまい、ぼやけて見えます。

姿勢が悪いと目だけではなく身体にも負担がかかるので、注意しておくことが大切です。作業に集中すると猫背にもなりがちなので、鏡を置いて確認するなど対策をとりましょう。

暗い場所でスマホを見ることも視力低下に影響を与えます。暗い場所で作業をすると、明るい場所よりもピントを合わせにくくなり目に疲労が溜まります。寝る直前まで画面の強い光を浴びることで睡眠障害がおき、睡眠不足がさらに視力低下に悪影響を及ぼすので注意しましょう。

 

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子どもがスマホを使用する時間を減らすには

スマホの使いすぎが視力低下につながるので、使用する時間を減らしたいと考える親は多いです。スマホの使いすぎを防止する方法をご紹介します。それぞれ確認して家庭にあったものを試してみましょう。

 

端末やアプリで利用制限

スマホの端末やアプリで設定をすることで利用時間を制限できます。アプリによってはゲームの時間だけを制限できるので、子どもが長時間触らないように設定が可能です。アプリのダウンロード設定をすれば子どものスマホにゲームアプリを入れられなくすることもできます。

親のスマホとリンクさせることで、子どもの利用状況を確認できるものもあります。夜間の利用制限など子どもにあわせて設定することが重要です。

 

家庭内でルール設定

家庭内でのスマホに関するルールを定めておくことも効果的です。スマホの使用が視力低下につながることを子どもに伝えて、家族でしっかり話し合いましょう。設定した利用時間を超えたら端末ごと預かることで、強制的に利用時間を減らせます。

大人も子どもが起きている時間はスマホを使う時間は減らすなど、家族で協力して利用時間を減らすことが大切です。子どもと一緒にいるときは「仕事で使うね」などと一声かけると、子どもも納得してルールを守ってくれます。

 

スマホの見過ぎによる視力低下は回復するのか

スマホの見過ぎによる視力低下は回復する可能性があります。回復する可能性を上げるためにも

  • スマホ使用時間を減らす
  • リラックスと適度な運動
  • 目薬による治療

がオススメです。それぞれ解説します。

スマホの見過ぎによる視力低下は長時間の利用が一番の原因です。根本的な解決方法として使用時間を減らすことが有効です。目的もなくスマホに触る時間を減らしたり、使用する時間を事前に決めたりして時間を減らしましょう。

リラックスと適度な運動を行うことも大切です。1時間使ったら休憩やストレッチを挟んで目と身体のケアがオススメです。精神のリラックスも効果があるので、好きな音楽をかけてぼーっとする時間を作ることも疲労回復に役立ちます。

スマホの見過ぎはドライアイが発症しやすいため、目薬による治療もオススメです。眼科の診察を受けることで、病気などの早期発見にも役立ちます。

 

まとめ|スマホで視力が低下しても、回復する可能性はある!

スマホやパソコンの使いすぎが、視力低下につながる原因や対策方法について解説してきました。スマホやパソコンに触れる時間が多くなっているので子どもの視力低下が発症しやすくなっています。

スマホの利用を減らし、正しい姿勢と明るい部屋で利用するなど、視力低下がおきないように対策しましょう。子どもはどうしても我慢できないときもあるので、家族ルールを作ったり、端末やアプリで利用を制限したりすることがオススメです。

視力低下が発症した後でも回復する可能性はあるので、気になることがあったら眼科医に相談してみましょう。早い段階からの心がけで視力低下を防ぐこともできます。

 

<参考記事>

【眼科医が教える“視力が低下してしまうPCやスマホの使い方”が明らかに!】視力を維持するためにするべきこととは?

スマホなどが引き起こす視力低下対策術 | 海老名市中新田の石坂整形外科クリニック

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