小学生で眼鏡が必要になる視力とは?近視用眼鏡も必要になる?

小学生で眼鏡が必要になる視力とは?近視用眼鏡も必要になる?

小学生の視力が低下する原因はさまざまですが、適切な対処をすることで改善することができます。そのためには、まず子どもの現在の視力状態を把握することが必要です。

本記事では、小学生で眼鏡が必要になる視力について解説します。また、どのような場合に眼鏡が必要になるのか、眼鏡を選ぶ際のポイントなどのご紹介します。

 

小学生で眼鏡が必要になる視力

小学生でも眼鏡が必要になる視力は決められており、学校の視力検査ではB以下になった場合には眼鏡の購入が必要です。

また、目が悪い状態にもかかわらず眼鏡などで矯正せずに日常生活を送ると、子ども自身に少しずつですが負担やストレスが溜まってしまう可能性もあります。

そうならないためにも子どもの視力について把握して、適切なタイミングで眼鏡の購入を検討しましょう。

一気に視力が落ちた場合は子どもも視界の悪さに気づきやすい一方で、緩やかに視力が低下しているケースでは自分では気づかないかもしれません。

日常的に目を細めるようになったり、テレビを見る距離が近くなったりした場合は視力低下しているサインになります。

 

小学校では両眼で0.7以下なら必要

小学校では両眼で0.7以下になったら眼鏡が必要といわれ、学校などでおこなわれる視力検査はB以下が該当します。

小学校の視力検査はABCDの4段階で評価されますが、それぞれの評価に対する視力は以下の通りです。

  • A 視力1.0以上
  • B 視力0.9~0.7
  • C 視力0.6~0.3
  • D 視力0.2以下

ただし、学校の視力検査は簡単におこなわれるため、実際に視力検査を受けてみると違った結果が出るケースは珍しくありません

 

目の負担が大きくなる

視力の低下が進行すると目の負担が大きくなって、日常的にも疲れが溜まりやすい状態になります。

視力がよければ遠くのものを見たり、近くのものを見たりしても負担が少なく、視力が悪ければ遠くのものを見るには負担が大きいです。

理由としては視力がよければ自然に遠くを見ても目のピントが合いますが、視力が悪いと遠くのものを見るためにはピントを合わせるのに多くの労力を使います。

小学校の授業中にずっとピントを合わせる労力が費やされると、授業が終わるころには疲れが溜まってしまうのは避けられません。

 

運動や勉強へのストレスを減らす

運動や勉強で十分な能力を発揮するために視力が必要不可欠になり、ストレスを感じずに運動や勉強をするためにも眼鏡が必要です。

とくに運動に関しては十分な視界が確保できていない状態だと、思わぬ怪我などにつながるリスクが高くなります

子どもが気持ちよく思いっきり運動や勉強ができるように、視力低下に合わせて視力矯正をしておきましょう。

 

小学生で近視がわかった場合も眼鏡が必要

学校の視力検査などで近視がわかった場合も眼鏡が必要になり、快適な日常生活を送るためにも正確な視力を知るのが大切です。

普段から眼鏡に慣れていない子どもは眼鏡を嫌がりますが、視力に不安があるなら本人の安全のためにもできるだけ眼鏡をかけましょう。

また、眼鏡をかけていると視力が悪くなると思っている人も多く、子どものころから眼鏡をかけさせるのには抵抗がある人もいます。

実際には眼鏡をかけても視力は低下しないため、必要であるなら眼鏡はかけるほうがオススメです。

 

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小児科で視力検査を受ける

小学校の視力検査は簡易におこなわれているので、小児科で正確な視力検査を受けましょう

小児科では学校の視力検査とは違って、専門的な視力検査用の機械を使用して正確な視力検査ができます。

学校の視力検査ではBと判定されていても、正確な視力検査を受けるとCなどになるケースも多いです。

ほかにも乱視や遠視などが起こっている可能性もあり、乱視や遠視の場合は程度についても検査をおこないます。

子どもに適した眼鏡を作るためにも、正確な視力を測ってから眼鏡を作るようにしましょう。

 

視力によっては眼鏡を常用しなくてもよい

視力によっては眼鏡を常用する必要はなく、使用するタイミングに合わせて眼鏡を作ってもらうのがオススメです。

大人の場合は車やバイクの運転時だけ眼鏡をして、日常生活では眼鏡をしていないケースもあります。

子どもでも同様に授業中に遠くの黒板を見るタイミングだけかけたり、運動中だけかけたりと常用しなくてもよいです。

視力が0.3以下の場合は常用したほうがよいですが、視力が0.7程度であれば日常生活に与える影響はそこまで大きくありません。

子どもの視力に合わせて眼鏡を常用するか、見にくいタイミングだけで使用するか相談してみましょう。

眼鏡によっては運動時だけに使用するのを想定したものもあるため、眼鏡屋さんや視力検査した小児科で確認するのも大切です。

 

近年ではデジタル画面を見る時間が長くなっている

近年ではデジタル画面を見る時間が長くなっています。これも子どもの視力低下の要因です。

デジタル画面を見ること自体は問題なくても、近い距離で同じ画面をずっと見ているのはよくありません

人間の目は遠くのものを見るときは遠くにピントを合わせて、近くのものを見るときは近くにピントを合わせています。

しかし、一定の距離でデジタル画面を見続けていると、遠くにピントを合わせる機能はなかなか使わなくなるでしょう。

結果として近くにピントを合わせている状態で固定されてしまい、遠くにピンと合わせる能力が弱くなっていきます。

デジタル画面を長時間見るのであれば、定期的に遠くを見てピントをほぐしたり、デジタル画面から一定以上の距離を取ったりの工夫が大切です。

 

子ども用の近視用眼鏡を選ぶポイント

子ども用の近視用眼鏡を選ぶポイントとしては以下の点が挙げられます。

  • 子どもにフィットしている
  • アフターケアが充実している
  • 壊れにくい眼鏡を選ぶ

普段から子どもが使用するので子どもにフィットしていて、長時間使用しても違和感やストレスを感じない眼鏡がオススメです。

アフターケアも大切なポイントとして挙げられ、子どもは成長速度が速いためフィットしなくなった際に対応してもらえるかどうかも判断材料になります

また、子どもは運動や遊びなどの中で眼鏡を壊してしまうケースも多く、比較的壊れにくくて丈夫な眼鏡を選んでおきましょう。

ほかにも子どもがかけていても気にならないように、子どもが気に入ったデザインを選びます。

 

まとめ|小学生でも近視用眼鏡が必要

小学生でも近視用眼鏡が必要になるケースは多く、運動や勉強に集中できるようにするため、適切なタイミングでかけるようにしましょう。

子どもは自分自身で視力が落ちているのに気づけないケースもあるため、目を細めるなどの行動が日常的に多くなったら視力が低下しているかもしれません。

学校の視力検査は簡単なものであるため、場合によっては視力が低下していてもA判定が出る可能性もあります。

子どもの行動で視力低下のサインが見られるなら、小児科に連れて行って視力検査を受けましょう。

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