はじめに
子どものスマホルール、どうしていますか? この記事では、子どものスマホルールの作り方について紹介していきます。 「スマホルールの作り方は?」 「子どもの視力を守るためのルールとは?」 「スマホによってどのような弊害が起こるの?」 このような疑問をお持ちの方にぜひ読んでいただきたい内容です。
「スマホルールは、きちんと守ってくれるかな?」 といった不安をお持ちの方も中にはいると思います。 今回は、スマホルールの作り方のポイントについてもくわしく紹介していきます。
以下の内容を紹介していきます。
- 作り方のポイント
- スマホルールの内容
- スマホによる身体への影響
この記事を最後まで読んでいただくと、無理なく守ることのできるスマホルールについて知ることができますよ! それでは、スマホルールの作り方について紹介していきます。
スマホルールの作り方とは?子どもの視力を守るためにできること
スマホルールの作り方のポイントを紹介していきます。 ルールを作るときに大事な点は、以下の3つです。
- 子どもと一緒に作る
- ルールが守れなかった場合の話を先に決めておく
- スマホを利用するための条件を設ける
それでは、ひとつずつ紹介していきます。
子どもと一緒に作るのが大事
スマホルールを作るときに、一番大事なことは「子どもと一緒に作成する」ということです! 子どもの頃、親に「勉強しなさい!」と言われるのが嫌だった方も多いはずです。 子どもといっても、ひとりの人間ですから、 「自分はこう思っている」 「こんな計画を立てていた」 など、意見があるのは当たり前ですよね。 親は、子どもの気持ちをうまく汲み取り、お互いが納得のいくルールを作っていくことが大事です。 『親が作ったルール』よりも『自分が作ったルール』のほうが、子どもは守ってくれるはずです。
ルールが守れなかった場合についても相談しておく
もしも作成したスマホルールが守れなかった場合、どのような対処をしていくのか、先に決めておく必要があります。 もちろん、このルール違反の項目についても、子どもと一緒に決める必要があります。 「1回ルールを破ってしまった場合、どのくらいスマホを見ないことにする?」 「スマホばっかり見ていて、お母さんの話を聞いていなかったらどうする?」 など、具体的に決めておくと、子どもも理解しやすいです。
先に決めておくと、 「ルールを破ると、自分にとってマイナスなんだ」 と徐々に理解することができます。
また、自分で決めたルールなので、ルール違反をしてしまった場合には、 「こういった理由だからいけないんだ。」 と自分なりに気持ちの整理ができるようになります。
いきなり取り上げるのはNG
子どもがルールを破る現場を見たとき、ついカっとなり、いきおいで取り上げてしまうことはあまり良くありません。 順序立てて行動していくことが大事です。
- 「この間の約束覚えてる?」など言葉でルールを振り返させる
- 子どもとルールをもう一度確認する
- なぜダメだったのかを子どもと一緒に考える
- 次の行動について考える
夢中になっているときに、急に取り上げられると、子どもは気持ちの整理ができません。 一緒に行動を振り返り、反省点を次に生かしていくことが重要です。
使用するための条件を設ける
スマホを使用する際、条件を先につけておくことも良いです。 「帰ってきてすぐにスマホに夢中になってしまった」 「学校での話が聞きたいのに、スマホに夢中…」 といったことになると、少し寂しいですよね。
- スマホを使用する時間帯
- 勉強や家族の団らんが優先
など、家族で大事にしている部分を無視しないことが大切です。
スマホルールの内容
スマホルールの内容について、視力に関わる部分に焦点を当てて説明していきます。 子どもの視力を守るために、親子で作成するスマホルールには以下のような項目を入れることが望ましいです。
- 時間を決めて使用する
- 使用する場所を決める
- スマホ利用時の姿勢に注意する
- スマホの所有権は親にする
- 目を守るための商品を導入する
それでは、ひとつずつ紹介していきます。
時間を決めて使用する
スマホルールでまず決めて欲しい項目は、使用時間についてです。
- 1日の使用時間
- 1回の使用時間
- 何時まで使用可能か
などを具体的に決めていく必要があります。
1日何時間までか決める
子どものスマホの1日使用時間は、最高1時間程度が良いでしょう。 スマホからはブルーライトという強い光が発せられています。 ブルーライトは、目の奥にある網膜(主に黄斑という部分)を刺激し、眼精疲労や視力低下の原因になります。 長時間浴び続けることで、その障害の程度が強くなるので、使用時間に制限を設けることが望ましいです。
1回何分間か決める
連続して画面を見ないためにも、1回の使用時間についても相談しておくと良いです。
- 20~30分に一度は中断して遠くを見る
- 近くを見る作業は連続して30~60分見ない
- 1時間作業をしたら、5~10分は休む
アメリカでは、「the 20/20/20 rule」といって、スマホやパソコンなどを20分見た後には、20秒間・20フィート(6m以上)遠くを見るという視力防止のルールがあります。 子どもと一緒に、ゲーム感覚で時間を計測するのも良いかもしれませんね。
使用して良い時間は何時までか決める
使用する時間帯について、いつでも出来るようにすると、
- 家族の団らん時間の減少
- 睡眠の妨害
- 生活のメリハリの低下
といったことが起こる可能性があります。
毎日のスケジュールを確認しながら、子どもと一緒に決めていくと良いです。
使用する場所も大事
スマホを使用する場所についても、あらかじめ決めておく必要があります。 注意して欲しいのは以下の2点です。
- 明るい場所で使用する
- 目の乾燥にも注意
ひとつずつ紹介していきます。
明るい場所での利用
スマホを利用する際には、明るい場所で使用することをおすすめします。 目安は、室内ですと300ルクス(lux)以上の明るさのもとで使用することが望ましいです。 明るい場所での使用により、眼精疲労が軽減されます。
目が乾燥しないことも大事
長時間、近くをじっと見ることにより、ドライアイになる可能性が高くなります。 さらに、直接エアコンや扇風機の風が当たる場所で使用すると、より悪化する傾向が。 小さな子どもは、集中するとまばたきをするのを忘れてしまうことがあります。 時々様子を見て、まばたきが少ない様子であれば、休憩を挟む・まばたきを促すなどの工夫が必要です。
スマホ利用時は姿勢にも注目
スマホを利用する際には、正しい姿勢を保つことで、視力の低下を防ぐことができます。 以下の点に注意する必要があります。
- スマホを操作するときは近づきすぎない
- 前屈みにならない
- ゴロゴロしながら見ない
ひとつずつ解説していきます。 スマホを操作するときは近づきすぎない スマホを操作する際は、目と画面を30cm以上離すことを強くオススメします。
スマホや携帯ゲーム機のような小さな画面を近くで見るとき、目の中では以下のような状態になっています。
- 毛様体が収縮する
- 水晶体(レンズ)が厚くなる
この状態が長時間続いた結果、目の長さが伸びてしまい、近視となってしまうのです。 目の負担を減らすためにも、画面と顔を近づきすぎないよう注意が必要です。
前屈みになっていないか
集中して作業をしていると、段々と背中が丸まり、前屈みの姿勢になってきます。 長時間の前傾姿勢は首や肩に負担がかかり、スマホ首や肩こりといった症状が現れることも。
- 目の高さで見る
- 椅子に深く腰掛けて見る
- 背筋を伸ばす
- 肘をついて操作しない
- しっかりと足を地面につけて見る
といった点に注意していくと良いです。
ゴロゴロしながらのスマホはNG
ソファーやベッドに寝転がった状態でスマホを使用する方も多いはずです。 その際、横向きになった状態でスマホを見ていると、片方の目にばかり負担がかかってしまいます。 このような使用を続けていると、以下のような状態になります。
- 左右の視力に偏りが出る
- 片方の目に負担が強く出る
スマホを操作する際は、しっかりと両方の目を均等に使える、真正面で操作することが望ましいです。
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スマホの所有権について
小中学生の場合、子ども用のスマホであったとしても、親が管理するのが望ましいです。 子どもがスマホをいつ・どこでも使用できる環境にあると、 「親が留守中にゲームをたくさんしていた。」 「知らない間にショッピングしていた。」 なんてこともあり得ます。
子ども専用のスマホは成長してから
まずは、親のスマホを「貸してもらう」といった方法をとることが良いです。 使用する際には、以下の行動が必要です。
- 使用時は、親に申告してから使う
- 親の目の届く場所で使用する
- 使用後はきちんと返す
子ども専用のスマホについては、時間や場所・姿勢などの基本的なルールがきちんと守れると判断した場合に、購入することをおすすめします。
タブレットの導入
昨今は、勉強でもデジタル端末を活用することが多いです。 学校の授業だけではなく、通信教育や勉強アプリまでデジタル化が進んでいます。 勉強アプリなどを使用する際は、スマホの小さな画面ではなく、タブレットなどの少し大きな画面で作業することをおすすめします。 近くの小さなものを見るよりも、少し離れたところから大きな画面で見た方が、目へのストレスも少なく済みますよ。
目を守るための商品を導入する
最近ではデジタル端末を使用する際に、目を労るためのさまざまな商品が開発されています。
ブルーライトカット眼鏡の導入
スマホやタブレットからは、ブルーライトという光が発せられています。 スマホ等を使用する際には、ブルーライトカット眼鏡を装着することが効果的です。 ブルーライトカット眼鏡といっても、使う場所によってはカット率に注意しなければなりません。 カット率が高いものであれば、良いというわけではありません。 明るい部屋で、カット率の高いものを使用すると、ブルーライトの反射により、逆に目が疲れてしまうという結果も。 明るい部屋でのスマホ・パソコンの使用ということであれば、カット率40%前後のものがおすすめです。
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デスクライトの導入
スマホやタブレットは、明るい場所で使用することが良いと前述しました。 手元を明るく保つために、デスクライトを使用するのもおすすめです。 明るさで有名なライトとしては、LEDライトやOLEDライトなどがあります。 どちらも、明るさに定評のあるライトです。 特にOLEDライトは、ブルーライトの発生が少なく、目にもやさしいライトです。
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スマホによる身体への影響
スマホによって身体にはどのような影響が起こるのでしょうか。 親だけではなく、子どもも知っていると、よりルールが守れるようになるかもしれません。 スマホにより身体には以下のような影響が出てきます。
- 視力低下
- 姿勢の歪み
- 睡眠の妨害
ひとつずつ解説していきます。
視力低下
スマホやタブレットなどのデジタル端末を過度に使い続けると、近視が進行した「強度近視」という状態になります。 強度近視を放置すると、視力の低下だけでは済まないことも。 網膜剥離や緑内障・加齢黄斑変性といった病気になる可能性が高まります。 これらの病気の恐ろしいところは、進行すると失明に至るという点です。
近視の進行を抑えるためにも、スマホを利用する際は、ルールをしっかりと守ることが大切です。
姿勢の歪み
スマホの操作・パソコン作業などは、正しい姿勢で行わないと、スマホ首(ストレートネック)や猫背といった姿勢の歪みが生じます。 普段はきれいなアーチ型をしている首の骨ですが、長時間の前傾姿勢を続けることで、まっすぐな状態(ストレートネック)になります。 ストレートネックの状態は、首だけではなく、肩や腰にも影響が出てくるのです。
ストレートネックや猫背にならないためにも、
- 正しい姿勢での操作
- 時間を決めて作業する
- 休憩中はストレッチを取り入れる
などを行っていくと良いです。
睡眠不足・睡眠の質の悪化
スマホから発せられるブルーライトは、眠たくなるホルモン「メラトニン」に影響を及ぼします。 メラトニンは、交感神経を優位にさせ、身体が覚醒する作用があります。 夜寝る前にブルーライトを浴びると、脳が朝だと勘違いしてしまい、メラトニンの分泌を抑えてしまうのです。
そのため、
- 寝つきが悪くなる
- よく眠れない
といった症状が現れてくるのです。
夜遅くまでのスマホやパソコンの操作は、控える・またはブルーライトカット眼鏡を使用することがおすすめです。
ルールを決めてスマホと付き合おう
今回は、スマホルールの作り方について解説していきました。 ルールを作るときのポイントは、以下の3点です。
- 子どもと一緒に作る
- ルールが守れなかった場合についても相談する
- 使用するための条件を設ける
スマホルールの内容については、以下の画像をご覧ください。
スマホによる身体の影響は以下の3点です。
- 視力低下
- 姿勢の歪み
- 睡眠不足、睡眠の質の低下
子どもがスマホを使う際には、親が子どもの気持ちに寄り添い、一緒にルールを決定していくことが大切です。 視力低下や姿勢の歪みなどは、将来の健康にも関わります。 子どもの将来のためにも、今回紹介したスマホルールをぜひ参考にしてみてください。
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