Clouclip(クラウクリップ)とは?日本で手に入れる方法は?
子どもでも大人でも、視力が低下する要因は多様にあります。同じ行動をしていても、視力が変わらない人もいれば、あっという間に視力が落ちてしまう人もいたりと、視力が落ちる原因は人それぞれです。世間一般的に視力が悪くなるといわれている行動はありますが、実際に視力が悪くなるかどうかの判断は難しいでしょう。
本記事では、日常生活における目の環境を測定できるClouclip(クラウクリップ)と似た機能を搭載するアイケアクリップについてご紹介します。
視力が悪くなった原因などについて知りたい場合は、参考にしてみてください。
Clouclip(クラウクリップ)について
Clouclip(クラウクリップ)は中国で開発されたメガネに装着するデバイスで、メガネフレームに装着して使用します。日本では東京歯科大学眼科でClouclipの臨床試験がおこなわれ、その効果が認められました。
Clouclipの特徴には以下の2点が挙げられ、これらを上手に活用すれば視力低下の要因の把握にもつながるでしょう。
- 近視の原因になる行動を測定できる
- 普段からの目の環境を解析して対応できる
Clouclipはメガネに装着しても、邪魔にならない大きさで設計されているため、子どもから大人まで違和感なく使用できるのも特徴の一つです。
近視の原因になる行動を測定できる
先述のとおり、Clouclipはメガネに装着して使用するデバイスです。そのためClouclipを装着したメガネを着用し、日常生活を送るだけで、さまざまな要素の測定をしてくれます。たとえば、読書時間や目とスマホやパソコンまでの距離、日照時間などについても測定が可能です。
日常生活において自分がどのような行動をしているかを把握することは、意外と難しいものです。測定の結果、自分で思っていたよりも目とスマホやパソコンまでの距離が近いといったことなどが判明するケースも多いでしょう。
普段からの目の環境を解析して対応できる
Clouclipを日常的に装着していると普段の目の環境を解析できるため、視力が悪くなった原因を探る以外に、改善点についてもわかるようになります。視力が低下する原因としては、遺伝などの先天的な要因も考えられますが、普段の目の環境も視力が低下する要素としては大きいものです。
日常生活において、目の環境が悪いケースでは、視力の低下は避けられません。そうならないためにも、普段から目の環境を解析し、少しでも視力の低下を避けられるように対応する必要があります。
自分では気を付けていても、実際は目によくない環境に置かれている可能性もあります。本質的に目の環境を解析するためにも、客観的に自分の目の環境を把握することが重要です。
一部の眼科で取り扱いをしている
Clouclipは、一部の眼科で取り扱われています。
眼科では患者の生活環境やライフスタイルなどを把握し、アドバイスをするために活用されているようです。
また、視力が悪化するのは遺伝的な影響も大きいため、親の視力が悪い場合には、子どもの視力が悪くなる前に、環境要因を発見・改善する目的でも使用されるでしょう。
Clouclipは着用するだけで視力が回復するわけでなく、あくまで視力が低下してしまう原因を把握できるデバイスです。
視力低下の原因を把握できたら、生活環境やライフスタイルを見直し、視力低下の原因となる行動を回避できるよう対応しましょう。
Clouclip(クラウクリップ)を日本で手に入れる方法は?
Clouclipは日本では発売されていないため、購入を考えている場合は中国から輸入する必要があります。具体的な購入方法などは明確にされていない部分も多く、日本で購入を考えているなら、取り扱いをしている眼科に相談するのがオススメです。
Clouclipは専門的なデバイスであるため、効果的に活用したいなら知識やノウハウについても学ぶ必要があります。
Clouclipに似たアイケアクリップとは?
Clouclipと似ている商品に、アイケアクリップという商品があります。こちらもメガネフレームに装着して使用するデバイスで、基本的にはClouclipと同様に子どもの目の環境を解析して、目に悪い環境で生活を送っていないかを確認するものです。
Clouclipよりアイケアクリップのほうが、使いやすいと評価されている部分もあるため、手軽に使いたいと考えるなら、アイケアクリップの購入も視野に入れて考えるとよいでしょう。
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Clouclipとアイケアクリップの違い
Clouclipは眼科などで活用されているデバイスである一方、アイケアクリップは家庭でも気軽に活用できるデバイスである点が両デバイスの違いに挙げられます。
アイケアクリップには明るさセンサー、モーションセンサー、距離センサーといった3つのセンサーが搭載されており、それぞれのセンサーを活用して目の環境を測定しています。目とパソコンやスマホなどの画面との距離が近くなった際に、アイケアクリップが振動して距離が近くなっていると知らせてくれるのが特徴的です。
アイケアクリップは、無料の専用アプリに接続すると、振動時にスマホにも通知がきます。親子で目の習慣に気を付けながら生活ができるでしょう。アプリでは1日の習慣をグラフなどで確認できるため、生活習慣の点数や注意回数などについても把握できます。
アイケアクリップは国内で入手が簡単
アイケアクリップはClouclipよりも入手が簡単であるため、自分たちで目の環境を把握したいと考えている場合は、アイケアクリップのほうが適していると言えるでしょう。
一度アイケアクリップを試してみたいと考えているなら、オンラインショップから購入してみてもよいかもしれません。
まとめ|Clouclipの代わりにアイケアクリップを使ってみよう!
目の環境を測定できるアイケアクリップは、似た機能があるClouclipと比べ日本で入手しやすく、子どもがパソコンやスマホなどの使い方を知るのにも便利なデバイスです。パソコンでの作業やスマホなどに集中すると、自分でも気づかない間に目との距離が近くなることもあり、客観的に状態を知るためにもアイケアクリップの使用をオススメします。
視力が悪くなってしまう原因には、日常の目の環境が大きく影響します。そのため、普段からどうすれば目によい環境を作れるかを考えることが重要です。視力低下を防ぐためにまずはアイケアクリップを活用し、効率的に子どもの目の環境を把握することからはじめてみましょう。
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この記事を監修した人
平良美津子(たいらみつこ)視能訓練士
北九州市出身/大分視能訓練士専門学校卒業
北九州市立若松病院などで勤務後、医療法人大里眼科クリニック(北九州市門司区)勤務、師と仰ぐ辰巳貞子先生のもとで小児眼科を学ぶ。福岡市立こども病院眼科を経て、一般社団法人みるみるプロジェクトを有志らと共に設立。検査/訓練に立ち会った患児はのべ7万人以上。
現在、複数の眼科クリニックで勤務。制作を手掛けた弱視治療用管理手帳【みるみる手帳】はキッズデザイン賞受賞。後進の視能訓練士育成/異業種交流(弱視就学支援・eスポーツ研究等)/弱視早期発見活動に積極的に関わる。
日本視能訓練士協会会員/日本弱視斜視学会会員/一般社団法人みるみるプロジェクト参与/福岡eスポーツリサーチコンソーシアム参画会員。
▷みるみるネットにて視能訓練士平良のみるみる日記 好評連載中
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