最新の近視治療で子供の近視を救える?近視治療法3つをご紹介

最新の近視治療で子供の近視を救える?近視治療法3つをご紹介

子供が小学校の健康診断で視力検査をした際に、視力が思ったよりも悪くて心配になった親御さんも少なくないのではないでしょうか。昨今はスマートフォンの普及により、子供の頃から近くを見る機会が増えています。近視になる子供は年々増えているでしょう。

近視は進行性のある症状なので、軽い近視であっても進行を抑えることが大切です。これから子供の近視についての概要と、最新の近視治療について解説していきます。

 

近視になりやすい子供の生活習慣

最近の子供の生活習慣は近視になりやすいものとなっています。パソコンやスマートフォンの普及で、学校でもパソコンを使った授業が当たり前になってきているからです。

近くの画面ばかり見る状態が続くと、近くを見やすいように体が適応するので近視が進行します。具体的には、30センチ以内の近さで物を見て作業し続けると、近視が進行する可能性が高いといわれているのです。

また中学生や高校生になってスマートフォンを持つことが当たり前になると、近くの画面を見続ける場面がさらに多くなります。

こうして日常的に集中して近くを見る生活習慣がついてしまうと、近視の進行が加速度的に進んでしまう可能性が高くなるので注意が必要です。

 

日常生活でできる近視の対応策

日常生活でできる近視の対応策としてとくにオススメなのが、外で過ごす時間を増やすことです。世界共通で認識されている近視の原因に、外遊びの減少があります。

室内にこもって日光に当たらなくなると、近視になりやすくなるでしょう。実際にいくつかの国では学校の授業の間の休み時間や、昼休みに外で遊ぶことを義務づけて記録をとっているところもあります。

近視がある子供は1日2時間は外に出るとよいでしょう。屋外活動を行うことで得られる近視の予防効果は、年齢が低い子供ほど高くなっています。幼稚園や保育園、小学校低学年の子供ほど、意識して外で遊ぶようにするとよいでしょう。

 

最新の近視治療とは

子供の近視を軽くしてあげたいと思っても、どのような治療をすればよいのかわからず不安な気持ちの人もいるかもしれません。近視はとにかく進行させないことが重要です。

子供の近視を改善したい場合は、早めに眼科専門医に相談したほうがよいでしょう。子供の近視が急増しているからこそ、治療のタイミングを逃さないように注意が必要です。

ここからは最新の近視治療である最新レンズicl、低濃度アトロピン点眼、オルソケラトロジーについて解説します。子供にあった近視治療があるか確認してみるとよいでしょう。

 

最新レンズicl 【眼内にレンズを埋め込む近視治療】

iclとは目の中に小さなやわらかいレンズを挿入して、視力回復を目指す手術のことです。近視や遠視、乱視を矯正する効果があります。目の内側にレンズを挿入するので、一度入れれば良好な視力を長期的に保てるでしょう。

矯正できる度数が幅広いので、強度の近視や乱視の人にも適応可能な手術です。iclの手術は30分程度と短いので、入院せず日帰りで施術が可能です。

切開口も3ミリ程度と小さく、縫合や抜糸の必要がありません。回復が早く手術直後から良好な見え方が手に入るのもiclのメリットです。

またコンタクトレンズを着用したときのように、目が乾燥することでレンズが落ちてしまったり、激しいスポーツでずれたりする心配がありません。毎日続く面倒なレンズのケアをしなくてもよくなります。

iclはレーシックのように角膜を削ることはありません。元の見え方に戻したくなったり白内障などの目の病気になったりした場合、レンズを目から取り出して元の状態に戻せます。

iclの適応年齢は18歳以上であることに注意が必要です。18歳未満は保護者の同意が必要になります。子供の成長期では近視の度数が変動しやすくなっています。子供は外部環境やメンタル、体調などの影響を受けやすく、視力が安定しないことも多いため、iclは推奨されていません。

 

低濃度アトロピン点眼【目薬で近視治療】

アトロピン点眼は世界的に最も広く行われている治療です。アトロピン点眼は、毛様体筋(目の中にある水晶体の厚みを変えるときに使われる筋肉)の調節を麻痺させ、瞳を大きくする効果がある目薬です。

小児の斜視や弱視の診断、治療に多く使用されています。また、近視進行を抑える働きが強いこともわかっています。

しかしアトロピン点眼は、副作用として強い眩しさや近くを見たときのぼやけがあるので、長期的に使用するのが困難でした。またリバウンドが生じて近視の進行が早くなる場合があることも問題になっていたのです。

しかし、低濃度アトロピン点眼薬の登場により使いやすくなりました。超低濃度(0.01%および0.025%)のアトロピンを点眼することで、近視の進行を効果的に抑えながら副作用を回避できるようになり、日常使いが可能になったのです。

 

オルソケラトロジー【就寝時にレンズ着用で近視治療】

オルソケラトロジーは、屈折矯正法と呼ばれる治療法です。就寝時にカーブの弱いハードコンタクトレンズを着用し、一時的に角膜の形状を平らにすることで焦点を後ろにずらし、裸眼の視力を回復させます。

レンズを外しても一定時間は平らな状態が続くので、日中は眼鏡やコンタクトレンズに頼らなくても裸眼で過ごすことが可能です。しかし圧迫できる角膜の上皮に制限があるため、矯正の効果には限度があります。

オルソケラトロジーは安全性が高いので、比較的信頼性の高い治療法といえるでしょう。またレーシックのように手術を伴わないので、心理的、身体的な負担も少ないです。

そして夜間に大人の管理のもと子供がレンズを着用できるので、年齢の低い子供でも近視を抑制するために使用することが多くあります。

 

子供は近視が進みやすい?

子供の近視の進行が顕著にみられるようになるのは、小学校高学年になってからです。小学校高学年になると、教科書や読書など細かな文字に触れる機会が多くなるためです。また受験を検討する家庭も増えてくるので、学習時間が増加傾向にあることも一因でしょう。

正しい姿勢や環境の中で学習しなければ、視力が低下する恐れがあります。また手先が器用になる高学年になると、ゲームや動画視聴など小さな画面を長時間使うことに没頭する傾向もあり、近視が進みやすくなるでしょう。

12歳までの眼球は成長が著しいです。そのときに近くで物を見る癖やゲームなどで日常的に目を酷使し続けると、ピント調整を行う毛様体筋が疲れます。活発に成長している眼球の奥行きが伸びることで目が無理してしまうので、近視がひどくなってしまうのです。

子供を近視から守るためにも、長時間近くを見ている場合は遠くを見るように声をかけたり休憩するように促したりしてみましょう。

 

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まとめ|近視治療で子供の未来を守ろう

子供が近視になってしまうと、緑内障になる可能性が4倍になってしまうことがわかっています。子供が生涯にわたって良好な視力を維持するためにも、小児期の近視の発症と進行を予防することが大事です。

子供の近視を重症化させないためにも、生活習慣に気を配り眼科の先生と密接な連携をとることをオススメします。そうして適切な近視治療を受けるようにして、子供の未来を守るとよいでしょう。

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