ドライアイとは?原因と予防法を分かりやすく解説!

「目が疲れやすくなってきて、目薬を多用している」 「最近、目がかすんだり乾きやすくなってきた」

仕事やプライベートなどで電子機器の画面を見る事が多くなった現代。 パソコンやスマートフォンの画面を長時間使用することにより、 上記の様な悩みを持つ方が増えています。 その症状は、ドライアイによるものかもしれません。

本記事では、 ・ドライアイとは何か ・ドライアイの原因 ・ドライアイの予防方法 を解説します。

ぜひ、最後までご覧ください。

ドライアイとは

ドライアイとは、目を守るのに欠かせない「涙」の量が不足したり 涙の質が悪くなったりすることで、 目に涙が均等に行き渡らなくなる病気の事です。

慢性的な目の不調に繋がる主要な原因で、失明に繋がることはないものの 視力が悪くなることもあります。 現在では、高齢化やエアコンの使用、電子機器の使用、 コンタクトレンズ使用者の増加に伴ってドライアイの患者が増加し続けています。

実際に2011年に行われた研究では、オフィスワーカーのうち65%が ドライアイ確定かその疑いがあると診断されました。

現在もIT化は進んでいるため、 2011年よりもドライアイの患者は増加していると考えられます。

後述する原因を改善したり予防法を実践して ドライアイにならないように気をつけていきましょう。

参照:オフィスワーカーを対象にした疫学長沙「Osaka Study」ドライアイがもたらす労働性生産性の低下

ドライアイの原因

ドライアイの原因は、加齢や病気によるものや生活スタイル、 環境にも大きく影響を受けて主に以下の3つが影響していると考えられます。

・電子機器の長時間の使用 ・身体の不調 ・コンタクトの装着

1つずつ分かりやすく解説します。

電子機器の長時間の使用

パソコンやスマートフォンに代表される電子機器を長時間使用することで ドライアイになる原因の1つです。 人は集中して画面を見ている時、まばたきの回数が減ってしまうために 目の潤いが失われてしまうからです。

通常、人は1分間に20〜30回程度まばたきをしていますが、 画面を凝視しているとその回数は4分の1程度に減ってしまうといわれています。 目が乾いたままで長時間経過してしまうと、目の表面が涙で保護されなくなるため、 目に傷がついて視覚障害をおこしてしまう可能性があります。

身体の不調

身体不足や過労など、身体が不調になることで ドライアイの自覚症状が悪化する可能性があります。

体のコンディションが崩れている時は涙の分泌量が下がってしまうためです。 電子機器を長時間使用しない様にして目に直接影響する問題を改善するのも重要ですが、 体調を整えることも忘れないようにしましょう。

また、風邪の時に服用する風邪薬には、鼻水を止める成分が調合されたものもあります。 鼻水を止めるのと同時に涙の分泌も抑制してしまう可能性があるので、 服用する場合は成分をよく確認しておきましょう。

コンタクトの装着

コンタクトレンズを長時間つけていると、ドライアイの症状がでる可能性があります。 ソフトコンタクトレンズは、つけ始めは水分がたっぷりと含まれており快適ですが、 時間が立つにつれて水分が蒸発して、コンタクトレンズ自体が乾いてきます。

さらに、乾燥したコンタクトレンズに涙が吸収されてしまい蒸発することもあります。 目が乾燥したり目が疲れやすくなっているのにも関わらず、 コンタクトをつけ続けていると黒目に傷がつくことがあるので、 コンタクトレンズの上からさせる点眼薬で乾燥対策を行いましょう。

ドライアイの症状

ドライアイの症状としては主に以下の3つがあげられます。

・目が乾いた感じがする ・かすんで見える ・極端に目が疲れるの

上記の症状を、最近よく感じるという方もいるのではないでしょうか? 具体的な症状から、ドライアイ以外に病気の可能性までわかりやすく解説します。

目が乾いた感じがする

パソコンやゲームなどの細かい作業によって目が乾いていると感じる場合は、 まばたきの回数が減少して涙の量が減っている場合があります。

乾燥している目は、目の表面に傷がつきやすくなっているため、 そのままにしておくと目の表面以外に角膜や結膜にも影響がでる可能性があります。 ただ、重度のドライアイに加えドライマウス(口の乾燥)がある方は 全身の外分泌液に炎症がおきている「シェーグレン症候群」の可能性があります。 すぐに病院での診察を受けるようにしましょう。

かすんで見える

ドライアイの場合、視力が良くても、ものがかすんでみえる事があります。 見え方に影響が出る可能性がありますが、それは長時間画面を見ていることや 身体の不調など様々な要因が重なっている場合があります。

ドライアイは、目が乾いてまばたきが増えたり充血しやすくなったりしますが、 見え方にも問題が発生する場合があります。 疲れているから霞んで見えるんだと自分で納得せずに、 症状が出ている場合はできるだけはやく病院を受診しましょう。

極端に目が疲れる

極端に目が疲れると感じている場合、ドライアイの可能性が高いでしょう。 目は、ドライアイになり乾燥や目の不快感によりものが見えづらくなった場合、 はっきり見ようとしてピントを合わせる筋肉を必要以上に使ってしまいます。 そのため、他の人と同じ生活をしていても必要以上に疲労が蓄積されてしまいます。 目の疲れはちょっとした症状のため見過ごしてしまいがちですが、 自己判断せずに眼科の受診をおすすめします。

ドライアイの予防法

ドライアイの原因の多くは、目の疲れに由来します。 目の疲れを取り、ドライアイを予防する方法として主に以下の3つの方法があります。

・目を休ませる ・抗酸化作用のある食事を摂取する ・パソコン用のメガネを使う

明日から実践できる方法を分かりやすくご説明いたします。

目を休ませる

パソコンやスマートフォンなど画面を長時間見る時は、 1時間に15分間程度目を休ませましょう。 先述しましたが、画面に集中しているとまばたきの回数が減り、 目の潤いが失われてしまいます。

目を閉じたり、40度程度に温めた蒸しタオルをまぶたの上に乗せるのもおすすめです。 どちらも10分程度が目安です。

また「まばたき不全」が目の乾きの原因になる場合があります。 上目遣いでパソコンを使っている方は、まばたきをしても 目が閉じていない場合があるので、パソコンの画面は目線より下になるようにしましょう。

抗酸化作用のある食事を摂取する 抗酸化作用のある食品を摂取すると目の疲れを取り、涙の質を向上させると言われています。 以下の様なビタミン類が効果的と言われています。

・ビタミンA ・ビタミンB群 ・ビタミンC 等

具体的にこれらの食品は、網膜保護や角膜の新陳代謝を促進する効果、 眼精疲労を防ぐ効果があります。

日頃の食事で目に良い食品を積極的に摂取することは、ドライアイに効果的です。 抗酸化作用のある食材だけでなく、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

パソコン用のメガネを使う

パソコン用のメガネを使用することで、ドライアイを軽減させることが出来ます。 パソコンの画面やスマートフォンの画面を見る時は、 パソコン用に処方されたメガネやコンタクトレンズを使用することで、 ピントを合わせる筋肉を無駄に使わなくて良いため「目の疲れ」を防ぐことができます。

コンタクトレンズは、乾きに強い素材を使用したものもあるので、 できるだけ潤いを保ってくれるものや 自分にあった度数のメガネを使用するようにしましょう。

ドライアイは目を休ませることやメガネで予防できる

本記事では、ドライアイの原因や症状、対処法について紹介してきました。 ドライアイは見え方が不安定になりますが、 失明などの重篤な疾患になる可能性は低い病気です。

しかし、ドライアイのままだと角膜が傷つきやすく、 傷の部分に細菌が感染した場合は炎症を引き起こしさらに重症化する場合があります。 今回ご紹介した、目を休ませたり抗酸化作用のある食品を食べたりして ドライアイ自体にかからないようにしてみて下さい。

ただ、ドライアイの症状に加えて目のかゆみや極度の疲れ目がある場合は、 速やかに眼科に相談することを忘れないようにしましょう。

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