2020年度、小中学生1人に1台、PCが配布されます。

文部科学省は「ICT教育環境整備5カ年計画(2018年~2022年)」を策定し、教育現場ですべての子どもにPCやタブレット端末を配布し、2020年度からオンライン授業を行う予定でした。地方自治体の準備が遅れ、予定通りに進まなかった計画ですが、新型コロナウィルス感染拡大により、授業のオンライン化に取り組む学校は徐々に増えており、子どもたちの学習環境が少しずつ変わってきています。
PCやタブレットを使った学習が行われるようになると、子どもの視力への影響が心配ですね。
PCやタブレットを使う時間が増えると、どうなるの?
目の筋肉(毛様体筋)は近くにピントを合わせるときは緊張し、遠くを見るときは弛緩します。そのため、近くを長時間見ていると、目の筋肉は過度な緊張を続けるので、へとへとの状態に。緊張する時間が長くなり、回数が増えることで、毛様体筋は疲れ果てて緊張できなくなります。その結果、ピントを合わせられなくなり、視力が低下していくのです。

テレビを見たり、ゲームをしたり、スマホをさわったり……。子どもたちはもともと、かなり長い時間、自分の手もとを見ていますよね。そこにPC・タブレットが加わるので、子どもたちはより長い時間、近くを見て過ごすことになります。また、端末が発する「ブルーライト」も、目の疲労を引き起こす一因。PCやタブレットを使って勉強することで、子どもの目の負担がこれまでより大きくなることが心配されています。
学習環境を整備し、子どもの目をしっかりケアしよう。

近くを見る「時間」が長かったり、PCやタブレットとの「距離」が近すぎると、毛様体筋が過緊張をして機能が低下し、ピントをあわせられなくなります。ハッキリ見えない状態で勉強をしていると、集中力は低下し、根気も続きません。学習意欲が低下する心配もあります。
子どもの目の負担を軽くして、しっかり勉強に取り組めるようにするためには、親はどんなことに気を付けるとよいのでしょうか。
子どもがPCやタブレットを使っているときは、その時間や姿勢、部屋の明るさなどを、注意してみてください。こまめに休憩をとって目を休ませる、端末に顔が近づきすぎないようにする、暗い部屋で使用させないなど、ちょっとした工夫で、目の負担を減らすことができます。
「1時間PCを使ったら、10分休憩しようね」「部屋を明るくしてから、タブレットを使おうね」というふうに、子どもと話し合って、かんたんなルールを決めておくのもおすすめです。
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出典:髙橋ひとみ著『子どもの近見視力不良 黒板は見えても教科書が見えない子どもたち』
