“隠れ近視”で人生100年時代を 迎えてしまう子どもたちに、ママとパパが今、できること。

“隠れ近視”と呼ばれる子どもたちが増えていることを、知っていますか? “隠れ近視”とは、目の長さ=眼軸が伸びて網膜の手前でピントが合ってしまい、遠くのものが見えにくくなる状態のこと。眼軸を測る医学的な検査でしか見つけられないので、学校の視力検査では発見できません。

尾木ママは「今の子どもたちは人生100年時代を生きていくの。100年使う目だからこそ、小さいころから守っていかなくちゃ!」とこの問題に危機感をもっています。近視予防をめざすAi/Glassesを開発したママたちも、同じ気持ち。 “隠れ近視”を予防するために、親は子どもたちになにをしてあげられるのでしょうか。

前回の対談記事を読む

子どもたちに急増する“隠れ近視”は、
国も調査に乗りだすほどの、社会問題に。

大橋
子どもたちのあいだで増えている “隠れ近視”が、メディアでも話題になっていますよね。学校の視力検査で見つからないということで、親としてとても心配です。

尾木ママ
今は、ほとんどの子どもたちが自分専用のスマホやゲームといったデジタル機器を持ってるわよね。コロナ禍ということもあって、みんな家ではずーっとスマホやゲームをさわっているような状況です。そうすると当然、近くを見ている時間が長くなって、視力が低下したり近視が進んだりしてしまう子どもがどんどん増えてきているんです。特に一斉休校明けに子どもたちの急激な視力低下に気付いた専門家らが、京都市で子どもたちの眼軸調査をしてみると、予想以上に“隠れ近視”の子がたくさんいることが明らかになったんです。

原田
“隠れ近視” の子どもたちは、どのくらいいるのでしょうか?

尾木ママ
その調査では、学校の通常の視力検査で「視力0.7未満」だった子どもの倍近い人数が、“隠れ近視”になっていることが分かりました。国も“隠れ近視”を問題視して、小中学生約9000人を対象にした眼軸調査を行うことを決めているんですよ。かなり大規模な調査ですから、これから子どもたちの目を取り巻く問題が、どんどん浮き彫りになってくるはずです。

「Ai/Glasses」は、
子どもを想うママの気持ちから生まれたメガネ。

尾木ママ
僕、お二人が開発に携わられたこのAi/Glassesを知って、近視だけでなく“隠れ近視”の予防も期待できるんじゃないかと思っています。このメガネはが“隠れ近視”が話題になる前から開発されていたんですか?

原田
そうですね。子どもの近視を予防したい、という想いはあってもその方法が分からない、という親御さんは多いと思うんです。私もまさにそうでした。うちの息子は既に近視で、親としてはこれ以上視力が低下しないようにしてあげたいと思っていて。息子がテレビに近づきすぎているな、と思ったら私が息子とテレビの間に割って入ったり(笑)。でもそうやって親が介入し続けるのは難しいことですよね。この実体験から、子どもの目を見守る手助けがあれば、たくさんの方に喜んでいただけるはずだと思って、開発を進めていました。
Ai/Glasses開発秘話はこちらから

大橋
私が理事を務めているバースデープランナー協会には、レッスンを受けにきてくれるママがたくさんいます。お子さんを連れてこられる方も多く、ママが集中しているあいだ、子どもたちは自由にタブレットやスマホをさわっていますね。そういう光景を見て、「親が集中して何かに取り組める時間」と「子どもの目」、両方を守るためには、ママの代わりに子どもを見守ってくれる存在が必要だ、と感じていました。

尾木ママ
僕もこのAi/Glassesをかけてみたんですが、ママさんたちの想いや工夫がつまったすごくいいメガネだと思いました。小中学生1人に1台タブレットやパソコンを持たせて教育をデジタル化する「GIGAスクール構想」や、コロナ自粛の影響で、子どもたちがデジタル機器にふれる時間は、今後確実にのびていきます。そういったタイミングで、本当にいいものが出てきてくれたな、と感じています。

 

Ai/Glassesで身につくのは“目にやさしい習慣”。
その習慣が、人生を支える柱になっていく。

大橋
実際に使ってみてくださったんですね!ありがとうございます。Ai/Glassesのどんなところがいいなと思われましたか?

尾木ママ
僕が特にいいと思ったのは、姿勢の悪さや、画面との距離、スマホの使いすぎを感知して、振動ブザーでお知らせする機能です。この振動ブザーをきっかけに子どもたちが自分で姿勢を正したり、画面と距離をとったりできる点がすばらしいなと感じました。いくら子どもが心配でも、親が四六時中見守るわけにはいきませんからね。

原田
そうなんです。私たちの会社にも子育てと仕事を両立されているママが多くて、ずっと子どもたちを見ているのは難しいよね、と話しています。特にうちの子は中学生ということもあって、私からの声かけが多いと「うるさいなあ」という雰囲気になっちゃいますし。

尾木ママ
そうそう!僕はその点もいいなと思ったんですよ!親御さんの注意をうっとうしいと感じやすい小学校高学年や中学生くらいの子どもも、AIがお知らせしてくれるなら素直に姿勢を直したり、画面から離れたりするんじゃないかしら。

大橋
親に言われたからやるんじゃなくて、子どもたちが自分で自分の姿勢や、画面との距離を注意する。その習慣化をサポートするメガネとしてAi/Glassesが役立てば嬉しいですね!

尾木ママ
うんうん。そうよね。子どもたちが自分自身で大切な目を守るための習慣を学べるところがいいですね。挨拶ができるとか、歯をきちっと磨けるとか、そういった生きていくために必要な生活習慣を身につけるのと同じように、Ai/Glassesで身につけた目にやさしい習慣は、子どもたちの人生の大きな支えになっていくと思いますよ。

 

子どもたちの未来を守るために、
できるだけ早く、近視予防をはじめよう。

原田
子どもたちの視力を守りたい!という気持ちで、この対談記事を読んでくれいているママやパパが多くいらっしゃると思います。子どもの目を守っていくために、私たち親はどんなことを意識していけばいいでしょうか?

尾木ママ
ママやパパに知っておいてもらいたいのは、視力が低下すると、子どもたちは本人たちも気づかないうちに不自由やストレスを抱えてしまう、ということ。メガネをかけていると、学校生活でも黒板の字が見にくかったり、激しい運動するときに邪魔だったり、マスクをすると曇ったり、日常的に「不便だな」と思うことが増えますよね。一部の職業では、現在も矯正視力1.0以上など視力に関する規定がありますので、視力の低下は、子どもたちの将来の夢や進路を狭めてしまう可能性もあるんです。

大橋
確かに……。視力の低下を防ぐことは、子どもたちの将来の選択肢を守ることにつながっていきますね。

尾木ママ
そうなんです。僕らの時代は人生70年と言われていましたが、今の子どもたちは人生100年時代を生きています。そういう視点でみれば、子ども時代に視力が低下してしまうと、何十年にもわたって、ある種の制約や不便さを感じながら生活していくことになるんです。大橋さんの言う通り、視力を守ることは、子どもたちの将来を守ることにつながります。だからこそ親御さんには、早い段階から子どもの視力低下に気を付けて、予防に取り組むようにしてほしいんです。

大橋
子どもたちの未来を守るために、私たちも視力を守る大切さと、それを助けるAi/Glassesの存在を多くの人に広めていきたいと思います!今回は尾木ママと子育てについて、そして視力についてたくさんお話しすることができ、とてもいい勉強になりました。

原田
ひとりでも多くの人にAi/Glassesを知っていただき、近視予防に活用いただけたら、開発者としても、ひとりの親としてもうれしいですね。尾木ママからもAi/Glassesの感想をいただけて、とても参考になりました。

尾木ママ
こちらこそ、ありがとうございました。これからAi/Glassesは子どもの目を守るための「必須アイテム」になっていくんじゃないかと思います。尾木ママもAi/Glassesを 応援していきますよ!!

 



▼はたらくママ×尾木ママの対談企画
Part.1「コロナでふえたおうち時間。 ゲームやスマホと、どう向き合う?」
Part.2「ゲームや動画をごほうびにするのはNG?! 子どもを依存から守る子育て方法とは?」

 

プロフィール尾木直樹(尾木ママ)さん
1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師として子どもを主役とした創造的な教育を展開。のちに大学教員に転身し、2004年に法政大学キャリアデザイン学部教授、2012年には法政大学教職課程センター長・教授に就任。定年退官後、現在は法政大学名誉教授。『こわい顔じゃ伝わらないわよ 尾木ママの子育てアドバイス』(新日本出版社)など著書も多数。「子育てと教育は愛とロマン」「学校は安心と失敗と成長の砦」が信条。
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ゲームや動画をごほうびにするのはNG?! 子どもを依存から守る子育て方法とは?インタビュー2021.06.08
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